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HT6808デジタルアンプの製作

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(2017.5.21)
(2021.2.11更新)
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1.まえがき

 NFJ(ノースフラットジャパン)のサイトを見ていたらわずか310円で3W x 2だがデジタルアンプの完成基板が出ていたので「PHコネクター付きアッセンブルケーブル&ソケット セット」とともに衝動的に購入してしまった。
 当然ケースその他の部品を別途購入しなければならず、製作も面倒なのでしばらく放置していたがせっかく買ったものを無駄にするわけにはいかないので時間かけても完成させることにした。

2.追加部品

 (1)ケースとユニバーサル基板
  千石電商で購入。ユニバーサル基板はケースにぴったり収まるものを選んだ。
 (2)電源用のパスコン
  ・電解コンデンサ:1000μF(6.3V) x 2
  ・0.1μF
  ・タンタルコンデンサ:4.3μFだか10μFだか忘れてしまった。容量は適当。デジタル回路基板から取り外した電源用パスコン。
 (3)VR 50kΩ(Aカーブ)
 (4)DCジャックとユニバーサル基板取り付け用アダプタ基板(秋月電子通商のDCジャックDIP化基板)
 (5)RCA入力端子
 (6)電源スイッチ
 (7)LED(電源インジケータ)と電流制限用の抵抗
 (8)スピーカー出力用端子(NFJの四極ターミナルブロック)
  

3.組み立て

  (1)アンプ基板とユニバーサル基板は両面テープで接着した。
  (2)入力端子およびパワーSWとユニバーサル基板との接続はコネクタで行った。
  (3)ケースとユニバーサル基板との接続は5mm長の六角スペーサ


4.視聴

 VRをminから少しずつ上げていくが音が小さい。時計の3時の位置まで上げてやっと通常聴いている音量になった。ゲインが小さいのかな?。でも音は最高。低音もよく出ており、気のせいか他のアンプより柔らかい感じがする。高音も透き通った感じできれい。ちなみにACアダプターはオフハウスで見つけた5V 1.5A。
 NFJがこのアンプを専用ケースとともに発売してくれないかなあー、即購入するが。

  試聴スピーカーはFOSTEX P800-E + ダイトーボイスのAR-7(8Ω)。低音もほどよく出てこれが意外にもいい組み合わせ。












(2019/4/14)

5.低域増強計画

 他のアンプと比べるとちょっと低域が足りないと感じてきた。

5ー1.電源のパスコン追加

 1000μFを2個追加して計4000μFとした。あまり変わらない。

5ー2.入力カップリングコンデンサ容量追加

 積層セラミックコンデンサ1μFをパラに接続した。これ効果あり。






(2020/3/29)

6.PAM8403に変更

 高域がギラついて不満なので PAM8403に変更した。














6ー1.しかしジュルジュルノイズが出る

 スピーカーケーブルが長いせいかジュルジュルいうノイズが出る。入力ラインに銀紙を巻いてみたが効果なし。ネットで調べるとスピーカー出力にローパスフィルタを入れると止まったという記事があった。フィルタの回路定数はYDA138の資料を参考にした。0.22μFは手持ちがなかったので0.1μFとした。またインダクタはスペースの関係でNFJで販売しているフェライトビーズを使用した。














6ー2.対策結果は

 電源ON時にしばらくノイズが出ることがあるがすぐに聞こえなくなった。

6ー3.音は

 自然で聴き心地よい。低域も問題なし。(スピーカーはONKYO D-207M)
 なおポップアップノイズは出るがまったく気にならない。逆に電気が入ったことがわかるので都合がよい。


(2021/2/11)

7.引越し

 スピーカー出力端子のコネクタブロックは接触不良ぎみだったので普通のスピーカー端子とするため、一回り大きいケースに入れ替えた。ついでに6ー1のコンデンサC3に0.1μFを並列に加えて0.2μFとした。















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